製作方法
本製品は、等辺山形鋼(アングル)をバンドソーマシンを用いて斜めに切断することで製作されています。バンドソーの角度調整機能により、最大30度までの斜め切断に対応しています。
寸法や角度は、あらかじめお客様よりご指定いただいた図面に基づいて加工を行います。
ノウハウ
アングル材の斜め切断は、切断時のブレやバリの発生を抑えるために、鋼材の固定方法や刃物の選定が重要です。当社では、豊富な実績をもとに最適な切断条件を見極め、精度の高い仕上がりを実現しています。バンドソーでの切断においては、鋼材の材質や寸法に応じた刃選定と送り速度の調整を行うことで、切断面の平滑さを確保しています。
バンドソーでの斜め切断は、最大で30度までの対応となります。これ以上の鋭角な切断が必要な場合は、他の加工方法(ガス切断、レーザー切断、プラズマ切断など)をご提案させていただきます。ご希望の際は、営業担当までお気軽にお問い合わせください。
注意点
- 設計業務は行っておりませんので、角度や長さの指定は必ずご指示ください。
用語解説
- アングル(等辺山形鋼)
断面がL字型の鋼材で、両辺の長さが等しい「等辺山形鋼」を指します。建築や架台など、構造材として広く使用されます。 - バンドソー
帯状の鋸刃(ソーブレード)を高速で回転させて鋼材を切断する機械。安定した直線・斜め切断が可能で、鋼材の切断によく用いられます。 - 斜め切断
材料を直角ではなく、任意の角度で切断する加工方法。継手や角度合わせなど、構造物の接合部で必要とされます。