製作方法
縞鋼板(チェッカープレート)に等辺山形鋼(アングル)を組み合わせ、溶接によって一体化させた製品です。
お客様よりご支給いただいた図面や仕様に基づき、寸法通りに鋼材を切断・加工・溶接し、必要に応じて表面処理(例:溶融亜鉛めっき、錆止め塗装)を施します。
ノウハウ
本製品は、側溝蓋・排水蓋・桝蓋・マンホール蓋・床材・用水路蓋・農業水路蓋など、多様な現場で使用されます。
当社では、用途や設置条件に応じて必要とされる強度・耐久性・施工性に配慮し、図面通りに確実な加工を行います。
これまでの蓄積された加工実績をもとに、溶接歪みの抑制や、量産対応時の工程短縮といったノウハウを活かし、安定した品質でお届けしています。
注意点
- 設計や構造検討はお客様の責任でお願いいたします。当社では設計サービスは行っておりません。図面もしくは仕様書をご支給ください。
- ご支給図面の内容によっては、加工方法や材料選定についてご相談させていただく場合がございます。
- ご希望の寸法精度や外観仕上がり(バリ取り・溶接仕上げ等)については、あらかじめご指示をお願いいたします。
- 表面処理を行う場合、加工後に溶融亜鉛めっき等の工程を挟むため、納期には余裕をもってご依頼ください。
用語解説
- 縞鋼板(しまこうはん)/チェッカープレート
鋼板表面に滑り止め模様(縞)が入った鋼板で、通行安全性が求められる床材・蓋材などに用いられます。 - 等辺山形鋼(アングル)
L字型の鋼材で、補強部材やフレーム材として幅広く使用されます。本製品では裏面補強や縁部補強に用いられています。 - 溶接(ようせつ)
鋼材と鋼材を一体化する加工方法です。用途に応じて半自動溶接・アーク溶接などで行います。 - 蓋材(ふたざい)
溝や配管・桝(ます)などの開口部を覆い、安全性や機能性を確保するために設けられるカバー材です。
側溝蓋・排水蓋・桝蓋・マンホール蓋・床材・用水路蓋・農業水路蓋などで使用されます。