ZAM(高耐食めっき鋼板)製 Cチャンネルの取り扱いを開始しました
当社ではこのたび、日本製鉄株式会社の高耐食めっき鋼板であるZAM(ザム)により製造されたCチャンネル(リップ溝形鋼)を新たに材料ラインナップに加えました。
優れた耐食性と加工性を兼ね備えたこの高性能鋼板は、過酷な環境下でも長期にわたり美観と強度を維持することが可能です。
屋外架台・構造材・空調設備関連部材など、多様な用途へのご提案が可能です。
製品概要
ZAMは、日本製鉄株式会社の独自の製造技術による高耐食めっき鋼板です。
一般的な溶融亜鉛めっき(GI)に比べ、はるかに優れた耐食性を持ち、特に切断端面や孔加工部における自己修復作用が特長です。
ノウハウ
- 現場ニーズに応じた材料提案
従来の溶融亜鉛メッキ材では対応が難しい「沿岸地域」「化学プラント」「屋上設置機器」など、耐久性が求められる環境において最適な材料です。 - Cチャンネル(リップ溝形鋼)
- 取り扱いサイズ
Cチャンネル(リップ溝形鋼)2.3×100×50×20 - 取り扱い定尺長さ
6.0m、10.0m、12.0m - ZAM製のCチャンネル鋼(リップ溝形鋼)は建築外装の胴縁部材に非常に適しています。
当社では、Cチャンネル(リップ溝形鋼)を使用した胴縁の切断・穴あけなどの加工に対応しています。
用語解説
- ZAM(ザム)
日本製鉄株式会社が開発・商標登録した高耐食めっき鋼板。極めて高い耐食性を実現しています。 - 自己修復作用
切断端面や加工部において、腐食が始まってもマグネシウムとアルミニウムを含んだ保護皮膜が再形成されることにより、腐食の進行を抑制する性質。 - 溶融亜鉛めっき(GI)
一般的な亜鉛メッキ処理鋼材。溶融した亜鉛に鋼材を浸してめっきを施す。 - Cチャンネル鋼(リップ溝形鋼)
断面が「C」字型の薄肉軽量形鋼で、建築や設備支持材に幅広く使用される。ZAM材で作られたものは、軽量かつ高耐食性のため屋外や過酷環境にも対応可能。 - 胴縁(どうぶち)
建築物の壁や天井面に設けられる下地構造の一種。サイディング、金属パネル、ボード材などを取り付けるための中間支持材。
※ZAMは日本製鉄株式会社の登録商標です。